Q-01. 「CP認定制度」とは?
A-01. 「CP認定制度」という表現は通称(非公式表現)です。
正しくは「優良住宅用開きとびら錠等の型式認定に関する規程」に基づく型式認定制度のことで、昭和55年に警察庁が認定し、同年、財団法人全国防犯協会連合会に移管されました。同規程を満たす性能を持つ錠前に対して型式認定します。
 型式認定された錠前には同連合会が交付する青色系の「CPマーク」を貼付することが認められます。


CPマーク

Q-02. 「CP認定錠」とは?
A-02. 上記規程により型式認定された錠前(正しくは住宅用開きとびら錠)が、通称「CP認定錠」と呼ばれています。

Q-03. 「CP-C認定制度」とは?
A-03. 「CP-C認定制度」という表現は通称です。
平成12年7月1日付で、上記規程に新たに「住宅用開きとびら錠の交換用シリンダー」に関する型式認定規程が追加制定されました。
 この追加規程により、交換用シリンダー単体に関して、耐ピッキング性能を審査し型式認定する制度が、通称「CP-C認定制度」と呼ばれています。

Q-04. 「CP-C認定シリンダー」とは?
A-04. 上記規程により型式認定された交換用シリンダー(正しくは住宅用開きとびら錠の交換シリンダー)が、通称「CP-C認定錠」と呼ばれています。

Q-05. 「CP認定」の有効期限は?
A-05. 型式認定を受けた日から3年間です。

Q-06. 「CP-C認定シリンダー」の「CPマーク」の表示場所は?
A-06. 交換用シリンダーには個々に赤色系の「CPマークが同封されます。
シリンダーの交換施工後、作業者の手により、赤色系の「CPマーク」を、彫込錠の場合はケースのフロント部、面付錠の場合は錠ケースの側面(デッドボルトの上など)の見やすい位置に貼付し表示することになっています。


CPマーク

Q-07. 「CP-C認定」にかかわる責任の範囲は?
A-07. この制度は性能認定制度であり、損害補償制度ではありません。各メーカーは認定された製品につき(財)全国防犯協会連合会が定める認定条件を遵守する義務があり、違反すると認定を取り消されます。

Q-08. 「CP-C認定」にかかわる免責の範囲は?
A-08. A-7と同じです。

Q-09. 「CP-C認定シリンダー」が取り付けられる錠ケースは?
A-09. 各メーカーのカタログまたはパンフレットを参照してください。詳細については各メーカーにお問い合わせください。

Q-10. 「CP-C認定シリンダー」はどこで販売しているのか?
A-10. 各メーカーまたは各メーカーの代理店、販売店にお問い合わせ下さい。

Q-11. 「CP-C認定シリンダー」の販売価格は?
A-11. 各メーカーまたは各メーカーの代理店、販売店にお問い合わせ下さい。

Q-12. 「CP-C認定シリンダー」のメンテナンスサービスは?
A-12. 各メーカーまたは各メーカーの代理店、販売店にお問い合わせ下さい。

Q-13. 一般錠に「CP-C認定シリンダー」をセットして購入することはできますか?
A-13. できます。(「CP認定錠」にはなりません。)

Q-14. 販促用印刷物等に「CPマーク」を印刷できますか?
A-14. カタログ、パンフレット等に「CPマーク」を印刷し、使用する場合は、(財)全国防犯協会連合会に認定されたメーカーが申請し、承認された場合のみ使用できます。

Q-15. 「CP認定錠」と「CP-C認定シリンダー」のマークの見分けかたは?
A-15. 「CPマーク」の意匠は共通で、「CP認定錠」は従来通り青色系、「CP-C認定シリンダー」は赤色系となります。

Q-16. 「CP認定錠」の「CP」は何の略?
A-16. CPとは「防犯」の意味を持つ英文「Crime Prevention」の頭文字です。

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